カジノで行われるゲームには、「システムベット」という機械的なルールにのっとって賭け金を決めてゲームを行うことで、高確率で資金を増やすという賭け方があります。
実際にはこの方法使用したとしても100%資金が増えるわけではなく、他の方法を使うよりもまだマシといったことが多いのですが、ルーレットにおいてもいくつかのシステムベッドを適用することができます。
モンテカルロ法
モンテカルロのカジノがこの方法で倒産したことからモンテカルロ法と呼ばれているシステムベッドがあります。
少し複雑な方法なのですが、紙とペンがあればすぐに理解してもらえると思います。
まず、紙に「123」と書きます。
そしてこの両端の数字である1と3を合計します。
すると4になります。
単位を1ドルとするのであれば、4ドル賭けます。
単位を5ドルにするのであれば、4×5で20ドル賭けます。
ここでは単位を1ドルとして設定します。
ここで賭けに負けてしまった場合、その数字の右端に、負けた数字である4を加えます。
するとその数字の列は「1234」になります。
そしてその両端の数字を足すと合計が5になるので5ドルを賭けます。
それでもまた負けてしまった場合は、その数列に5を付け加えて「12345」とします。
そして次に賭ける金額は6ドルです。
そして賭けに勝った場合は、その両端の数字を消します。
すると「234」となります。
その両端の数字を足すと6なので、次は6ドルを賭けます。
このように、賭けに負けたら負けた分の数字を数列に足して、賭けに勝ったら両端の数字を消すという繰り返しによって、負けた分を取り返していくという賭け方です。
勝ちが続いて消せる数字がなくなったら「123」に戻ります。
ちなみに、今回説明したのは「赤か黒か」などの配当が2倍、勝率2分の1のギャンブルの場合です。
配当が3倍のギャンブルの場合は、勝った時に消す数字を両端の2個ずつ、合計4個にします。
マーチンゲール法
ギャンブルの世界ではあまりにも有名で、しかも危険な賭け方です。
システムは単純で、負けたら賭け金を倍にしていくというもので、複雑なことは一切ありません。
資金が無限にあり、ベットの上限額というものが存在しなければ、100%勝てる方法です。
しかし、それらの条件を揃えることは不可能ですので、実際には確実に勝てる方法ではありません。
はじめに1ドルを賭けたとしても、万が一、10連敗してしまえば、10回目に負ける金額は512ドルとなります。
2分の1の確率で勝てるゲームでも、10連敗という出来事はまれに起こりますので、それが初回に来れば多大な負債を背負うことになります。
危険な賭け方だといえます。
しかし、確実に少しずつ資金を増やしたいのであれば、高確率で勝てる方法でもあります。
ギャンブラーなら一度は試してみたい賭け方ではないでしょうか。
まとめ
カジノでのギャンブルは、システムベッドという方法を使用すれば、ある程度はリスクを抑えるために役立ちます。
しかし、確実に勝てる方法ではないので、ある意味では自分の感覚に頼ってみるのも良いのではないでしょうか。