バカラのような、勝つ可能性が2分の1で、配当が2倍というゲームの場合、最初に決めたルールに従って機械的に賭けていく「システムベット」という方法が、効果を発揮するケースがあります。
もちろん、100%うまくいくわけではありませんが、高確率で資金を増やすことができます。
システムベッドは、マーチンゲール法という有名な方法がありますが、この方法は負けにくい代わりに大きく資金を増やすことには向いていません。
この記事では、バカラで使用することによって効果を発揮する10%法というシステムベッドの方法をご紹介します。
10%法
10%法とは、その名前そのままのシステムベッドの方法です。
つまり、手持ち資金の10%をBETするという方法です。
バカラは、1回のゲームに賭けられる金額を自分で決めることができるため、大きな額を賭けてしまうと、途端に資金が底を尽きてしまいます。
長時間ゲームを楽しみたい場合に、この10%方は有効です。
システムベッドの代表格ともいえるマーチンゲール法に比べれば負けてしまう確率は高くなりますが、その分、連勝すれば大きく勝つことも可能な賭け方です。
10%法で連勝した場合と連敗した場合
手持ちの資金が100ドルであれば、最初にその10%である10ドルを賭けます。
もしこれに勝利して、手持ちの資金が110ドルになったら、その10%である11ドルをかけます。
これに勝利すれば、手持ちは121ドルになるので、次はその10%である12ドルをかけます。
これに勝利すれば、手持ちが3連勝で133ドルになります。
33ドルのプラスです。
逆に、3連敗した場合はどのようなことになるのでしょうか。
同じように手持ちの資金が100ドルだとすると、最初に賭けるのは同じように10ドルです。
その勝負に負けた場合、手持ちの資金は90ドルになるため、次に賭けるのは9ドルです。
この勝負にも負けた場合、手持ちの資金は81ドルになるため次に賭けるのは8ドルです。
3連敗してしまった場合は、手元に残るのは73ドルということになります。
27ドルのマイナスです。
3連勝した場合のプラス額が33ドルであるのに対して、3連敗した場合のマイナス額が27ドル。
つまり、負けが続いたときのリスクが少なく、勝ちが続いたときの利益が大きくなるのです。
まとめ
10%法は、堅実に資金を増やすためのシステムベッドというよりは、負けた時のリスクを減らして長時間ゲームを楽しみたい、破産したくない、といった方におすすめの賭け方です。
ただし、勝ちが続けば大きくプラスにすることもできるので、マーチンゲール法のようなシステムベッドと比べると、攻めの要素が強い賭け方だといえるでしょう。